2009年07月16日

「エアガンの過去と未来を特許検索で見る?」


今回は、いつもと違うエアガン情報をお送りしよう。


知っている方も多いであろうが、インターネットで

エアガンメーカーの特許を検索することが出来る。

(※全ての特許が公表されているワケではないので注意)


早速だが「マルシン」と「東京マルイ」から特許が開示された。


「マルシン」の特許は、2つのマガジンを使い分けるガスガンだ。

マガジンを変えるだけで、「ブローバック」と

「非ブローバック」が選択できるメカだ。


サバイバルゲームや室内など、状況でマガジンを使い分ける

ことが出来る面白い特許のガスガンだ。


「マルシン」は以前からこのガスガン「ブレンテン」を発表していたが、

どんなメカなのかは発表を控えていた。

「マルシン」が本当に発売するのかどうかは分からない。


△画像はマルシンの非ブローバックタイプのブレンテン△

※マガジンを交換してもブローバックしません!



もう一つの「東京マルイ」の特許は「次世代電動ガン」に関係している。


△画像は次世代電動ガンのAK74MN△


「次世代電動ガン」は反動と発射を両立させた新型のメカボックスだ。


特許はその反動を起こしたり、起こさなかったりと、任意に

切り替える機構を取り付けた事だ。


そんな機能が必要かどうかは大いに疑問だが、

特許は別の形として生まれ変わる事がある。


「マルイ」が実際にその機能を組み込むかどうかは不明だが、

特許とはそういうものだ。

最近は、とりあえず「特許申請」という企業が多い。

特許は取得したものの、製品化されない特許は沢山ある。


特許は過去のものも開示されている。

「MGC」の「シューターワン」なんかもある(笑)


是非、皆さんの目で確かめて欲しい。

きっと新しい発見があるはずだ。


特許検索サイト「ウルトラパテント」はこちら

※「出願人/権利者」の横の空欄にワードを入れてください。


特許検索サイト「特許電子図書館」はこちら

「初心者向け検索」をクリックし、「特許・実用新案を検索する」を

クリックすると「ワード入力画面」が出ます。



ワードの入力は「東京マルイ」や「エム・ジー・シー」

「マルゼン」などの企業名で出来るが、

「岩澤 辰男(東京マルイ)」「小林太三(タニオ・コバ)」

「国本圭一(ウエスタン・アームス)」(敬称略)などの

人物名でも検索出来る。

いろいろと試してみよう。
posted by FOX-CONQUER at 17:57| Comment(0) | TrackBack(0) | エアガン豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月23日

「東京マルイ 電動ガンの歴史」


東京マルイがエアガン業界初の電動ガンを

発売したのが1991年である。



業界初の電動ガン「FA−MAS・F1」


エアガンを製造する以前の東京マルイは、怪しげな

プラモデル(笑)やラジコンを販売する二流(三流?)の

玩具メーカーであった。


だが東京マルイは、低価格で命中精度の高いエアコッキングガン

から注目され、そして実に4年の期間をかけて開発した

革新的な電動ガンを発売した。


当時はハイパワーなだけのエアガンが主流であったが、

その命中精度とメカボックスの信頼性もあり、エアガンファンから

絶大に支持を勝ち得た。


その電動ガンの歴史も、すで20年以上が経過した。


インターネットでは様々な電動ガンの情報が発信されているが、

歴史の古さからか、勘違いが多数見受けられるようになった。


間違った情報を元にカスタムパーツを購入すると、

無駄な出費になってしまう。


そこで、メカボックスのバージョンとモデルアップされた

エアガンの種類、それに独特の特徴を紹介していきたい。


電動ガン名に※印が入っているものは、

現在生産中止となっている。

よほどの事がなければ、再生産は無いので注意してほしい。



●スタンダード電動ガンシリーズ●

Ver、1からVer、8まではスタンダード電動ガンと

呼ばれている。


●Ver、1(バージョン・ワン)●


画像は「FA−MAS・SV」


電動ガン第1弾は「FA−MAS・F1」である。

その特異な外観もあり、エアガン業界から注目されたものの、

あんまり売れなかった。


ちなみに他の電動ガンに比べて、ギアの理由で

発射速度が少し早い。


その他にも、ピストンスプリングがへたるかも?という配慮で、

ピストンの停止位置を前進位置に戻すスイッチがあるなど、

いかにも電動ガン第1弾という造りになっている。


それと、初期型は「ホップアップ機能」が無い。

現在新品で買える「FA−MAS・F1」は「ホップアップ機能」が

標準装備となっている。

バリエーションに「FA−MAS・SV(スーパーヴァージョン)」が

ある。


●Ver、2(バージョン・ツー)●

おおまかに分けると3系統あり、バリエーションも多い。


Ver、2メカボックスのアニメーション

<M16A1系>



画像は「COLT M16A1」


「FA−MAS・F1」で採用されていたピストンの停止位置を

前進位置に戻すスイッチが、特殊なメカボックスの「Ver、4」を

除き、この「Ver、2」以降から廃止となる。



「M16A1」と「※XM177E2」の初期型には「ホップアップ機能」が

無いが、現行モデルでは「ホップアップ機能」が

標準装備になっている。



メカボックスを駆動するモーターも、当初は「EG560」が

使用されていたが、レスポンスが向上した「EG700」に

変更されている。


バリエーションに「※XM177E2」「M16A1VN(ヴェトナム)」

「※CAR15」がある。

他にも限定品で。「※M653」と「※M655」があった。


◆「M16A2系」と「M4A1系」は後述する。


<MP5系>



画像は「H&K MP5A4」


「MP5」シリーズは人気があり、「MP5A5」「MP5SD5」

「MP5SD6」「MP5RAS」「MP5J」などがある。

他にも限定品で。「※MP5A4 NAVY」があった。


「MP5A5」と「MP5A4」の商品名の後に「HG」と付くものがあるが、

マイナーチェンジが行われ、モーターや部品の見直しと

金属パーツの多用により、剛性が強化されている。

「MP5J」は「HG」と付かないが、この商品も剛性が

強化されている。

「MP5A5」と「MP5A4」の初期型には「ホップアップ機能」が

無いが、現行モデルでは「ホップアップ機能」が

標準装備になっている。




ちなみに「MP5K(クルツ)」と「MP5PDW」はVer、2の

メカボックスでは本体にバッテリーが収納できず、より

コンパクトになったVer、3のメカボックスを使用
している。


<G3系>


画像は「H&K G3 SG/1」


発売当時は7、62ミリのフルサイズライフルという事で

話題となった。

現在では多弾数マガジンを生かしたコンパクトなカスタムが

主流
だ。


バリエーションに「※G3A3」「※G3A4」「G3 SG/1」

「MC51」「G3 SAS」がある。

この中でも「G3 SAS」はモーターが「EG1000」となっている。


他にも限定品で、「※HK51」があった。


●Ver、2改(バージョン・ツー かい)●


本来であれば「M16A2系」と「M4A1系」はVer、2に

入るのだが、メカボックスの一部がカットされ、メンテナンス

しやすくなっているなど違いが見られる為、あえて別項目とした。

それとこのメカボックスをVer、2.5(バージョン・にいてんご)

と、呼ぶ人もいる。




画像は「COLT M16A2」



特徴はモーターが「EG1000」と性能がアップしたに

もかかわらず、細くコンパクトになった。それにより

グリップの太さがA1系と比べるとより握りやすくなった。


その他にもアッパーフレームとバレルの結合部と、

アッパー・ロアーフレーム結合部の強化、

脱着式のキャリングハンドル、レイルシステムで

アクセサリーが取り付けやすくなっているものがあるなど、

時代に合わせたエアガンをモデルアップし、

マイナーチェンジ
もしている。


バリエーションに「※M4A1カービン」「※M4A1 R・I・S」

「SR16」「M4 S−SYSTEM」「M733」があり、

限定品で「※M4P・M・C」と「※ゴルゴ13カスタム」

「※M933」がある。


ちなみにスタンダードの「※M4A1カービン」は前期型と後期型の

2種類がある
ので注意が必要で、

「M4 S−SYSTEM」と「※M4A1カービン(後期型)」には

新型のホップパッキンを採用している。


これはちょっとした豆知識だが、アメリカ軍で採用された

「M16A2」は、セミオートとバーストしか付属しておらず、

フルオートは最初から付いていない。

セミオートとフルオートだけのものは「M16A3」である。


●Ver、2HC(バージョン・ツー・ハイサイクル)●

こちらもVer、2のメカボックスであるが、専用のパーツが多数

使用されているので別項目とした。


それでは従来タイプの電動ガンと何が違うのかといえば、

「HC」が「ハイ・サイクル」という意味なのだ。


通常の電動ガンはBB弾を1秒間に17発前後発射するが、

今回の「HC」は、BB弾を1秒間に25発前後発射する

システムになっている。


電動ガンの「ハイ・サイクル化」は個人やショップで

カスタムされたものをよく見かけるが、パーツの消耗度が高く、

メカボックスが破損しやすいというデメリットがある。


今回の「マルイ」の「HC」モデルは、メカボックス内部のパーツに

「HC」専用のパーツが使われている。


それはモーター、ピストン、ギア、メタル軸受けなどだが、

その他にも「マルイ」オリジナルのチューニングが施されている。

東京マルイ  次世代電動ガン G3 SAS ハイサイクル

△画像はG3SAS HC ハイサイクル△


 東京マルイ  次世代電動ガン MP5A5 ハイサイクル

△画像はMP5A5 HC ハイサイクル△


他にもM4系をHCにした「M4CRW」がある。


●Ver、3(バージョン・スリー)●

Ver、2をコンパクトにした改良型で汎用性があり、系統は多い。


<AK47系>



画像は「AK47」


発売は1994年で、当初は東京マルイの予想を裏切るほど

そんなに売れなかった。

だがイラク戦争で注目され、今ではカスタムの

素材として人気
のある電動ガンである。


バリエーションに「AK47S」「βSPETSNAZ(ベータスペッツナズ)」が

ある。

他にも限定品で、「※SPETSNAZ(スペッツナズ)」があった。


<MP5系>



画像は「H&K MP5KA4(クルツ)」


バッテリーの収納場所の問題で、Ver、3のメカボックスで

設計された。

バレルの長さが極端に短い為、初速が低く

遠距離射撃には向かない。

だが剛性が高く、コンパクトで片手で

振り回せる
など近距離戦闘用として人気が高い。


バリエーションに「H&K MP5PDW」がある。


<SG系>





画像は「SIG SG550 SEALS」


バリエーションに「※SG550」「※SG551」があるが、

この2機種のみ、任意にバーストの発射弾数を2〜7発の間で

設定できる電子制御可変バーストシステムが採用された。


「SG550 SEALS」の実銃はバーストシステムが無い為、

電動ガンも、セミ(単発)、フルオート(連発)となっている。


ちなみに「※SG550」「※SG551」の電動ガンより、

「SG550 SEALS」の方が、剛性が強化されている。


<AUG系>



画像は「STEYR AUG スペシャルレシーバータイプ」


実銃と同じくトリガーの引き方で「セミ(単発)」と「フル(連射)」の

切り替えを行えるのだが、慣れが必要。

バリエーションに「※STEYR AUG ミリタリータイプ」がある。


「スペシャルレシーバータイプ」はストックが黒色で、

「※ミリタリータイプ」はOD色となっている。


<G36>



画像は「H&K G36C」


現在ドイツ軍で採用されている「G36」のコンパクトタイプだ。

東京マルイは「G36K」も販売しているが、

そちらは次世代電動ガンなので、「G36」とはメカボックスが

違うので注意が必要だ。


●Ver、3HC(バージョン・スリー・ハイサイクル)●


モーター、ピストン、ギア、メタル軸受けなど

専用のパーツを使用し、Ver、3をハイサイクル仕様に

したもので、外観もマルイオリジナルのカスタム

タイプとなっている。



△画像は「AK47 HC」△




△画像は「ステアーHCカスタム」△



●Ver、4(バージョン・フォー)●



画像は「H&K PSG1」



PSG1はセミオート専用メカボックスなので、

ピストンを後退させたまま停止させる

電磁ブレーキを装備している。

東京マルイの電動ガンのなかでは最大のシリンダー容量

誇るのも特徴だ。



●Ver、5(バージョン・ファイブ)●



画像は「UZI サブマシンガン」


ピストンの中をバレルが貫通する独特の構造を持った

特殊なメカボックスだ。

分解するのはとっても複雑で、メカボックスが

樹脂製
なのも特徴だ。


マルシンの電動ガン「UZI」に対抗する為に発売されたのだが、

あまり人気が無く、カスタムパーツがほとんど発売されていないのも

特徴の一つだ。




●Ver、6(バージョン・シックス)●

Ver、3の改良型でトリガーとスイッチの部分がユニットとして

取り外せたり、モーターの位置も角度の変更に対応しているなど、

将来の汎用性を見据えたメカボとなっている。

<P90系>



画像は「FN P90TR(トリプルレイル)」


銃自体がコンパクトでカスタムすれば静粛性が高く、人気がある。

バリエーションに「P90」があるが、1度マイナーチェンジしている。


<トンプソン>



画像は「トンプソンM1A1」


東京マルイ初のメタルレシーバーを採用したモデル。

東京マルイは「トンプソン」の次に「MP40シュマイザー」を

出す予定であった。

だが「トンプソン」が思っていたほど売れず、中止となった。


●Ver、7(バージョン・セブン)●



画像は「M14 ウッドストックバージョン」


単独のグリップを持たない「M14」に採用されたメカボックスだ。

発射速度をわざと遅くするため「EG700」のモーターを採用している。


バリエーションに「M14 ファイバーストックバージョン」と

「M14 SOCOM」がある。


●Ver、8(バージョン・エイト)●

Ver、2の改良型で、確実な機械式の3点バーストシステムを搭載している。



画像は「89式小銃」


自衛隊の訓練用として採用され、エアガン業界でも話題となった。

モーターは「89式小銃」専用で、バースト機能に対応した

「EG1000BT」を採用している。

メタルフレームを採用し、補強用のパーツが多数組み込まれる

など、高い剛性
を得ている。


バリエーションに「89式小銃 折曲銃床式」がある。



●次世代シリーズ(じせだいしりーず)●

※マルイでは次世代タイプの正式な呼び名を公表していなので、

メカボックス名は通称。


●NEW・Ver、1(新バージョン・ワン)●

<AK74系>



画像は「Ak74MN」


反動と発射を両立させた「シュート&リコイルエンジン」と

名付けられ、進化したメカボックスの第1弾である。

バリエーションに、「AK102」「AKS74」「AKS74U(クリンコフ)」がある。


●NEW・Ver、2(新バージョン・ツー)●

<M4A1系>



▲画像は「SOPMOD M4」▲


マガジン内のBB弾がゼロになると電動メカが停止する。

その後、マガジンを交換してボルトキャッチボタンを押せば

電動メカが復帰するなど、リアルな操作感をもっている

次世代シリーズ第2弾だ。

バリエーションに「M4A1 ソーコムカービン」と

「M4A1 CQB−R」「レシーライフル」がある。


●NEW・Ver、3(新バージョン・スリー)●

<G36系>

東京マルイ TMEG28 G36K 次世代電動ガン

△画像は次世代電動ガン「G36K」△


次世代ではない「G36C」と似ているが、メカボックスだけでなく

ストックの微妙な形状やハンドガード、サイトシステムなどを

リアルに再現している。


マガジンは次世代ではない「G36C」と共通で、これは

ボルトストップ機能を取り付けていないからだ。

バリエーションに「G36Cカスタム」がある。


●NEW・Ver、4(新バージョン・フォー)●

<SCAR−L>


△画像はSCAR−L(フラットダークアース)△



メカボックスは次世代電動ガン「AK74」の改良型。

初期生産タイプはトップレイルの加工不良があったが、

再生産されたものは改修済みとなっている。

ショップによっては初期生産が在庫として

あるかもしれないので確認が必要だ。

バリエーションに「SCAR−L・CQC」がある。

SCAR−L(FDE)のトップレイル加工不良のブログ記事はこちら


●電動コンパクトマシンガンシリーズ●

従来の電動ガンとは異なり、メカボックスとバッテリーを

小型化して、よりコンパクトに重点を置いた

小型電動ガンシリーズだ。


初速は0,5ジュールくらいと低いが、片手で振り回せ、

カスタムすれば従来の電動ガン並みの初速が得られる。

<MP7A1>



▲画像は「H&K MP7A1」▲


<VZ61スコーピオン>




▲画像は「VZ61スコーピオン」▲


<MAC10>



▲画像は「MAC10」▲



●電動ハンドガンシリーズ●

長い間ハンドガンのジャンルではガスガンが主流であった。

だが命中精度やブローバックが外気温に影響されるなどの

デメリットがあった。


そんな中、マルイが発売したのが電動ハンドガンである。

ブローバックの動作は無く、初速も0,5ジュールくらいと低いが、

全製品にセミオートとフルオートの機能を搭載し、

外気温に関係無く命中精度が安定している。


<グロック G18C>



▲画像は「グロック G18C」▲


<ベレッタ M93R>



▲画像は「ベレッタM93R」▲


<H&K USP>



▲画像は「H&K USP」▲





東京マルイは細かい改善を繰り返し行っている。

ピストンの材質変更やギアの形状変更、剛性の強化などだ。


最近、新品で買ったものなら別だが、

購入した年代によっては弱点になる部分があるかもしれない。

カスタムする時や、オークションでの質問に活用して欲しい。
posted by FOX-CONQUER at 11:44| Comment(0) | TrackBack(0) | エアガン豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする