東京マルイからXDM40のブローバックガスガンが発売となった。
2年前の第49回全日本模型ホビーショーで次期新製品として
モックアップ版を展示していたので、ようやくの発売となる。
実銃のスプリングフィールド・アーモリーXDM40は、
ヨーロッパのクロアチア共和国にあるHrvatski・Samokres
・produkt(HSプロダクト)が開発したHS2000を改良した
モデルだ。
HS2000はクロアチア軍にも制式採用されている。
話がややこしくなるので説明すると、元々アメリカの
スプリングフィールド・アーモリー社は、ガバメントの
コピーや、M14の民間バージョンなどを製造販売する
会社だが、独自の製品を生み出す力が無いのが弱点であった。
そこで、性能が良いHS2000を開発したクロアチアの
HSプロダクト社に接近してアメリカで販売する権利を買い取り、
XDというオリジナルの商品名にして販売した。
XDの外観はHS2000とは若干違うものの、基本性能は変らない。
安直というか手っ取り早い方法だが、スプリングフィールド・
アーモリー社のこの戦略は大当たりし、今では様々な
バリエーションが作られ、改良型のXDMが発売されている。
XDが受け入れられた理由は幾つかあるが、性能が良く
グロック17より安いというのもあるだろう。
XDはグロック17の基本コンセプトを意識し、特許に
抵触しないように設計され、シングルアクションオンリーなどの
独自のアイデアが盛り込まれ、アメリカでも人気の
ハンドガンだ。
XDMは更にグリップの太さを変更できる出来るように
バックストラップが選択でき、レイルシステムの改良、
ノバックタイプのリアサイト、グリップフレームの
滑り止めの形状変更などが行われている。
最近のポリマーフレームのハンドガンはグロックの影響が
大きく、外観に可動パーツが少なく、どうしても
似たようなデザインとなってしまっている。
その点、マルイのXDM40はグリップセフティやコッキング
インジケーターがライブ可動し、独特のアクションが
楽しめるのは嬉しいポイントだ。
その他にも、マガジンキャッチは、左右どちらから
押してもリリースできるアンビタイプを再現。
グリップの太さが変更できる、3種類のグリップパネル
(バックストラップ)が、エアガン本体と同梱される。
本来であればスプリングフィールド・アーモリーという
大きい刻印が、スライドに入らないといけないのだが、
いわゆる大人の事情なので注意して欲しい。
さて、簡単なインプレッションだが・・・
値段を考慮すると妥協点かもしれないが、内部パーツの
仕上げが一部粗い部分があるのは残念だ。
撃った感触としては、大径ピストンのおかげで反動もそこそこに
強く、相変わらず命中精度は良い。
初心者の方にもオススメだ。




